相続人全員のハンコがなくても被相続人の預金の払い戻しを受けることができるケース

事案

親族が亡くなったので,相続人の1人であるMさんは,銀行に対し,その親族の預金の払い戻しを求めました。しかし,銀行から,払い戻しには相続人全員のハンコが必要だと言われました。そこで,Mさんは,相続人全員のハンコをもらおうとしたのですが,他の相続人はハンコを押してくれません。

問題点

判例によれば,銀行は,相続人が預金の払い戻しを請求した場合,少なくともその相続分については払い戻しに応じなければならないはずですが,現実には,後日のトラブルを嫌って払い戻しに応じない銀行がまだ多く存在します。

当事務所の対応

このような場合は,弁護士が事件を受任することで,銀行に対し,相続関係や判例の内容,後日のトラブルの可能性がないこと等を示しつつ,少なくとも相続分の払い戻しに応ずるよう説得し,それでも払い戻しがない場合は,訴訟を提起するなどして,預金の払い戻しを実現しています。

関連記事

  1. 家に住み続ける息子に家を明け渡してもらった解決事例

  2. 遺言無効を主張を封ずるなどして,請求額を800万円以上減額で…

  3. 知人への貸付金を,知人の資力を踏まえ,できる限り回収できた解…

  4. 相続の前哨戦-親族による財産取り込みを解消したケース

  5. 財産開示請求を利用して過払金をほぼ全額回収したケース

  6. 訴訟で高額の休業損害と逸失利益を認めさせた解決事例

PAGE TOP